スキージャンプ界にスーパー女子高生登場 シニア大会2勝、16歳の中山和(1/2ページ) - 産経ニュース

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スキージャンプ界にスーパー女子高生登場 シニア大会2勝、16歳の中山和

スキージャンプ界にスーパー女子高生登場 シニア大会2勝、16歳の中山和
スキージャンプ界にスーパー女子高生登場 シニア大会2勝、16歳の中山和
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 ノルディックスキーのジャンプ女子では今季、期待の新星が台頭した。北海道・下川商高の16歳、中山和(なごみ)だ。今年2月にシニアの大会で初優勝を飾ると、今季最終戦も制した。五輪での金メダル獲得を目標に掲げながら、将来の飛躍を期して進化を続けている。

 中山が注目を集めたのは2月のTVh杯。年齢制限のないシニアの大会で、高校1年ながら優勝を飾った。1本目に115メートルを飛んで2位につけると、2本目は「緊張したけど、自分のジャンプをすることだけを考えていた」と、119・5メートルの大ジャンプで逆転。母や妹が見守る前で表彰台の頂点に立ち、「優勝できると思っていなかった」と笑顔を見せた。

 高校生での優勝はワールドカップ(W杯)で5勝を挙げ、中山自身が憧れの選手と公言する伊藤有希(土屋ホーム)ら数人しかいない中での快挙だった。

 ジャンプに初めて触れたのは小学5年のとき。母からジャンプの体験会があることを聞き、「スキーが好きだったので行ってみて、楽しかった」。すぐに競技にのめり込むと、中学では「しっかりしたコーチがいて、冬は毎日練習できる」と生まれ育った札幌を離れ、練習環境が整った道北の下川町で下宿生活を送りながら練習に明け暮れた。

 下川商高に進学した昨年は、夏に連日約10キロの走り込みを行って足腰を強化。「体力がついて、大会でもあまり疲れなくなった」。効果は飛躍にも表れ、踏み切り直後に体をより前に倒せるようになり飛距離が伸びた。