埼玉・和光市長が辞意 市幹部の現金着服で引責

 埼玉県和光市の松本武洋市長(51)は12日の記者会見で、市幹部による現金着服事件の責任を負い、5月8日に市長を辞任すると表明した。

 松本氏の任期満了(5月25日)に伴う市長選は同月16日告示、23日投開票の日程で予定されており、辞職に伴う市長選も同じ日程となる見通しだ。松本氏は産経新聞の取材に対し、市長選に立候補しない意向を示し「周囲の職員が着服を見て見ぬふりの対応をした。そのような職場環境を作った責任がある」と語った。

 和光市では、元保健福祉部長(57)=懲戒免職=が、高齢者が市に預けたキャッシュカードを持ち出し現金を引き出したなどとして業務上横領などの罪で起訴された。