福岡県知事選、服部元副知事が当確 元市議との一騎打ち制す

福岡県知事選で当選確実となり、花束を掲げる服部誠太郎氏=11日、福岡市博多区
福岡県知事選で当選確実となり、花束を掲げる服部誠太郎氏=11日、福岡市博多区

 小川洋前知事の辞職に伴う福岡県知事選は11日、投開票され、元同県副知事の無所属新人、服部誠太郎氏(66)=自民、立憲民主、公明、社民推薦=が、元福岡市議の無所属新人、星野美恵子氏(70)=共産支持=との一騎打ちを制し、初当選を確実にした。

 服部氏は県議会主要4会派が推し、与野党相乗りで組織戦を展開した。県農政連や連合福岡なども支援したほか、企業、団体回りを精力的にこなし、幅広い支持層に浸透を図った。

 選挙戦では、県政の継承を前面に、新型コロナウイルス対策を最優先に挙げる一方、輸出拡大や企業誘致など「ポストコロナ」を見据えた県全体の振興策も訴えた。

 服部氏は福岡市博多区の選挙事務所で、集まった支持者を前に「小川県政のバトンをしっかり受け継ぎ、県民のための施策を確実、迅速に実行していく。誰もが安心して笑顔で日々を送れる福岡県をつくっていく」と抱負を語った。

 星野氏は、市民グループや共産の支援を受けて県政の転換を掲げ、新型コロナ対策の強化やジェンダー平等などを訴えたが支持に広がりを欠いた。