YS11、南極犬救出機などずらり 茨城・筑西市に航空博物館が年内オープン(1/2ページ) - 産経ニュース

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YS11、南極犬救出機などずらり 茨城・筑西市に航空博物館が年内オープン

YS11、南極犬救出機などずらり 茨城・筑西市に航空博物館が年内オープン
YS11、南極犬救出機などずらり 茨城・筑西市に航空博物館が年内オープン
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 茨城県筑西(ちくせい)市のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」に、戦後初の国産旅客機「YS11」量産初号機や、南極観測に使用された「シコルスキーS58」などを展示する航空博物館が誕生する。国立科学博物館(東京都台東区)とテーマパークを運営する広沢グループが連携した事業で、年内のオープンを目指す。科博が民間企業と連携して博物館を開館するのは初めてだという。(谷島英里子)

思いが一致

 博物館の名称は「科博廣澤(ひろさわ)航空博物館」。3月3日に設立した一般財団法人が博物館の管理運営を行う。広沢グループの広沢清会長(82)が代表理事に就任し、科博の林良博館長(74)らが評議員や理事を務める。財団法人は科博から貸与された標本資料などを活用し航空機の歴史や原理などについて理解を深めるための諸活動行う。

 広沢グループは製造、流通開発、教育・健康の3部門を軸に、さまざまな事業を展開。精密金属プレス加工などを行う「廣澤精機製作所」(つくば市)を母体とした複合企業体だ。テーマパークは広沢会長の「地域を発展させたい」との思いから造られたものだ。

 博物館は当初、広沢グループが昨年3月にテーマパーク内に新設した格納庫で組み立てていたYS11のみを展示する考えだった。今回、「歴史的価値の高い展示物を設置することでテーマパークをさらに充実させたい」広沢グループと、所蔵品の公開につなげたい科博の思いが一致し、新博物館の開館につながった。

価値ある5機

 展示される航空機は、組み立て作業を終えたYS11のほか、「シコルスキーS58」「霧ケ峰式鷹7号グライダー(電建号)」「日本式ストークB」人力飛行機、「零式艦上戦闘機」の5機が軸となる。