ブロックチェーンによるエネルギーの大量消費を解消できるか:動き出したイーサリアムと「PoS」の潜在力

より安価でクリーンなエネルギーを求めて

グリーンな仮想通貨マイニングを提唱しているDecentraNetのマッキビンは、ビットコインのカーボンフットプリントを最小化するようなシステムへの移行は、不可避だと考えている。事実、そうした議論は前からあった。

ビットコインの膨大なエネルギー消費は、最終的に再生可能エネルギーへの切り替えを加速させるだろうと、マッキビンは主張する。

彼は18年に、「サトシからの第2の贈り物:再生可能エネルギーの奨励プログラム」と題する記事を「Medium」に投稿している。ビットコインを考案した自称「サトシ・ナカモト」が、偶然にせよ意図的にせよクリーンなエネルギー生産を奨励しているとして、マッキビンは自説を展開しているのだ。彼の見方では、ビットコインの報酬が、よりクリーンな(そして概して安い)太陽光や水力といった再生可能エネルギー源の利用を促す要因として機能しているという。

「ビットコインが世界で最もクリーンな類のエネルギーのための『奨励プログラム』となる時期が来るでしょう」とマッキビンは言う。「なぜなら、そうしたエネルギーシステムを最大限に活用する方法を見出すことが、経済的に採算のとれる道だからです。なにしろ化石燃料よりも安いのですから」

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