沖縄で過去2番目の155人 感染急拡大も蔓延防止要請には慎重

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は7日、新たに155人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数では、昨年8月9日の156人に次ぐ過去2番目の多さとなった。県は1日以降、感染防止のため飲食店などに営業時間短縮を求める緊急特別対策を実施しているが、歯止めがかからない状況だ。

 玉城デニー知事は7日に会見し、「明日明後日の状況によっては、さらに強い対策を検討しなければならない」と述べた。ただし「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の適用を政府に要請するかどうかについては、「県内経済などへの影響が大きく、状況を見極めたい」とし、慎重な姿勢を示した。

 県によると、新規感染者のうち感染経路が分かっているのは54人で、家庭内感染が最多の21人、職場内が13人、知人・友人が10人、飲食関係が6人-など。年齢別では20代が最も多い30人、次いで50代25人、30代23人-などだった。

 県内では3月下旬から急速に感染が拡大している。4月6日まで直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は45・79人で、大阪の47・03人に次ぐ全国2番目の多さとなった。

 玉城知事は会見で、「感染のリバウンドを繰り返しており、県民生活や産業に深刻な影響が出ている」と強調。県民に対し、より一層、感染防止に努めるよう求めた。