東京・小平市長に野党推薦の小林氏

当選が決まり、花束を受け取る小林洋子氏(右)=4日夜、小平市(本江希望撮影)
当選が決まり、花束を受け取る小林洋子氏(右)=4日夜、小平市(本江希望撮影)

 任期満了に伴う東京都小平市長選は4日に投開票が行われ、無所属新人で元市議の小林洋子氏(48)=立民、共産、国民、生活者ネット推薦=が、無所属新人で元市議の磯山亮氏(41)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は39・20%(前回34・64%)、当日有権者数は15万7176人。

 小林氏は新型コロナウイルス対策のほか、「市民とつくる87の政策」を打ち出し、男女共同参画の推進、女性目線での避難所運営充実、ひとり親・多胎児家庭への支援強化などを訴えた。立民などの推薦を受け、自民・公明の推薦を受けた磯山氏と国政与野党と同じ構図での戦いとなり、激戦を制した。

 磯山氏はプラチナ田園都市構想を掲げて支持拡大を図ったが、及ばなかった。

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