中国、ミャンマー国境の都市でコロナ拡大 - 産経ニュース

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中国、ミャンマー国境の都市でコロナ拡大

中国とミャンマーの国旗が掲げられた中国雲南省瑞麗市内=3月27日(共同)
中国とミャンマーの国旗が掲げられた中国雲南省瑞麗市内=3月27日(共同)

 【北京=三塚聖平】ミャンマーとの国境にある中国南部の雲南省瑞麗(ずいれい)市で、新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ確認されている。ミャンマーのクーデター後の混乱の中で、不法入国者を介して感染が広がっているという指摘もあり、中国当局は国境管理を強化するなど感染抑止策に神経をとがらせている。

 瑞麗市では3月末から連日、感染者が報告されている。雲南省当局の4日の発表によると、3日にはミャンマー人2人を含む10人の発症者、1人の無症状感染者が新たに確認された。現地では全市民約20万人に自宅から出ないよう通知し、ロックダウン(都市封鎖)を実施。大規模なPCR検査やワクチン接種も行われている。

 感染拡大の経緯は明らかになっていないが、一部の中国メディアは密入国者が感染経路になったと指摘している。ミャンマーとの国境は陸続きで警備が難しく、ミャンマー情勢の不安定化を受けて中国への不法入国者が出ているという見方がある。

 在ミャンマー中国大使館は1日、ミャンマー当局に対し「中国側とともに国境をしっかりと管理し、感染拡大を防ぐ」ことを求めたと発表している。