民間サイバー人材を募集 防衛省、年収2千万円も

 岸信夫防衛相は2日の記者会見で、サイバーに関する高度な技術や経験を持つ民間人材を「サイバーセキュリティ統括アドバイザー」として募集すると発表した。民間の知見を生かした助言をもらい、サイバー攻撃に対する防衛能力を強化するのが狙い。待遇はこれまでの実績を踏まえて判断する。防衛省は、年収2千万円もあり得るとしている。

 防衛省ホームページで5日から25日まで募集する。令和3年度末までが任期の非常勤職員として採用し、民間に所属しながらの勤務も可能。岸氏は「国の安全保障分野に貢献する意欲のある方の応募を待っている」と述べた。

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