吉瀬美智子 迫力アクションと切ないストーリー「劇場版シグナル」 - 産経ニュース

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吉瀬美智子 迫力アクションと切ないストーリー「劇場版シグナル」

「連ドラを見ていない初めての方にもわかりやすい内容」と話す吉瀬美智子(酒巻俊介撮影)
「連ドラを見ていない初めての方にもわかりやすい内容」と話す吉瀬美智子(酒巻俊介撮影)

 韓国の傑作ドラマを原作に、日本で平成30年にリメークされた連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」が日本のオリジナルストーリーで映画化された。捜査班の班長、桜井美咲役で、ハードなアクションにも挑戦した吉瀬美智子(46)に、作品について聞いた。(水沼啓子)

 現在を生きる刑事、三枝健人(坂口健太郎)が過去を生きる熱血刑事、大山剛志(北村一輝)と、一台のつながるはずのない無線機を通じて協力し、新たな難事件を解き明かす。桜井(吉瀬)は大山のかつての後輩だ。

 「連ドラのときから原作を壊さないよう忠実にやってきた。韓国の原作ドラマはすべてリスペクトしながら見た。複雑で1回では理解しにくいがストーリーが面白いと思った」と話す。

 今回の劇場版はオリジナルストーリーだが、「内容は連ドラのように複雑ではなく、わかりやすいと思う。連ドラとは違う劇場ならではの迫力もある。とくに坂口君の体を張ったアクションが見もの」という。

 自身が演じたアクションシーンも登場する。「ドラマのときもあったが、本格的なものは今回が初めて。ト書きに『狙撃手を撃退する』と1行のみ書かれていたのに、実際にはかなりハードなアクションで数日間、練習する羽目になった」と振り返る。

 もともと運動神経には自信がなく、ダンスなども苦手だったという。「動きが流れるように速いので苦労した。ちょっと動きを間違ってもいけない上、相手と呼吸を合わせるのが大変だった」

 北九州・小倉でのロケでは、撮影の合間に共演の坂口らともつ鍋を食べに行ったという。「数秒だけのシーンのため2、3日間滞在したが、なかなか他の撮影が終わらず時間をもてあましていた。あのロケ自体はもつ鍋のイメージしかない」と笑う。

 「劇場版でも現在と過去を行き来しながら事件を解決していくが、今回はちょっと切ない話でもあるので、そこが見どころ。シグナルファンでない初めての人でも、エンターテインメントとして十分に楽しんでいただける作品になっている」と太鼓判を押す。

 【あらすじ】 令和3年、東京の高速道路でハイヤーが暴走し政府高官が交通事故死する。長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件である可能性を疑う。一方、平成21年にも政務官の交通事故死が相次いでいた。そして、つながるはずのない無線機が鳴る。

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 2日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。2時間2分。