東京都、高齢者施設と病院でコロナの定期検査実施へ - 産経ニュース

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東京都、高齢者施設と病院でコロナの定期検査実施へ

 小池百合子都知事は2日の定例記者会見で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を防ぐため、高齢者施設で月1回、病院で週1回を目安に、職員や医師、看護師らを対象とした検査を実施すると発表した。大阪府など3府県での適用が決まった「蔓延防止等重点措置」については「効果をしっかり見極める」とし、都内での対応は「あらゆる場面を想定して検討したい」と述べた。

 検査の対象となる高齢者施設は、障害者施設も含めて約2500カ所。勤務する職員約11万人に対し、4~6月に毎月1回程度、PCR検査を実施する。病院は約300カ所。医師や看護師ら約7万人が対象で、同じく4~6月に週1回程度、抗原検査を行う。

 新型コロナの感染による重症化リスクが高い高齢者や入院患者らと接触する機会が多い施設、病院の感染者を、検査によって早期に把握することでクラスターの発生を防ぐ狙いがある。小池氏は検査費用に予備費を活用する方針を示した上で、「今後も検査を充実・強化していく」と話した。

 都は2月、高齢者施設の職員や利用者を対象に、郵送の検査キットを活用してPCR検査を実施しているが、今回は定期的な検査を行うことで、より実効性を高める。