【スポーツが未来を変える】「論理的思考能力」指導の質高める 坂尾美穂講師(2/2ページ) - 産経ニュース

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スポーツが未来を変える

「論理的思考能力」指導の質高める 坂尾美穂講師

 指導対象にも、いろいろなタイプがいます。素直で、いつも先頭をきって行動を起こすけど失敗が多い。客観的な視点を持っている。優しくて誰かをサポートするのが上手、など。見極めて集団の力になれるようにしたり、それぞれが持つ長所や個性を伸ばしたりするのも指導者の役目です。論理的に観察する力と思いやりを持てば、決めつけやレッテルを貼ってしまうようなことも減ると思います。

 関わっている学生には、グローバルな人材を目指してほしい。英語が話せるとか、海外で何かをするというだけの意味ではなく。グローバルな考え方やマインドを持つこと。もう一つは、自分で解決策を見つける力を備えてほしい。本を読むのか、メディアを調べるのか、人に話を聞くのか、行動を起こすのか…。いろんな選択肢があります。自身に合った解決策を実行できる力を身につけてほしいですね。

 坂尾美穂(さかお・みほ)サッカーの年代別日本女子代表でコーチを務め、JFAアカデミー福島や堺で育成年代の指導に携わった。日本オリンピック委員会指導者海外研修事業でドイツに渡った後、研修終了後も自力で現地でのコーチ活動を継続。ドイツB級ライセンス(UEFA-B)取得。びわこ成蹊スポーツ大学コーチングコース講師。日本サッカー協会が女性指導者を対象に開設した「Associate-Proライセンス」も受講中。

 スポーツによって未来がどう変わるのかをテーマに、びわこ成蹊スポーツ大学の教員らがリレー形式でコラムを執筆します。毎月第1金曜日予定。