ワイヤ抜き忘れ男性死亡、元勤務医を在宅起訴 大阪地検

 大阪府寝屋川市の寝屋川生野病院で平成29年11月、カテーテルのワイヤを体内から抜き忘れたことで男性患者=当時(69)=が死亡した事故で、大阪地検が業務上過失致死罪で元勤務医の男(73)を在宅起訴したことが2日、分かった。3月30日付。

 捜査関係者によると、男は29年11月、肺炎の診断を受けた患者の足の付け根の静脈からカテーテルを挿入した。この治療の際、カテーテルを誘導するために体内に入れた約1メートルの金属製ワイヤを抜き忘れた。

 さらに男は、患者のレントゲン撮影で、胸にワイヤのような影が写っていたことを認識していたが、適切な処置を怠っていた。

 患者は翌30年2月に転院先の病院で死亡。大阪府警が業務上過失致死容疑で男を書類送検していた。

 同病院を運営する社会医療法人「弘道会」の担当者は「事実確認中で、コメントできない」と話した。

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