「絵師100人展 10」 3日から新潟市で

「絵師100人展 10 新潟篇」の会場=2日、新潟市中央区の同市マンガ・アニメ情報館
「絵師100人展 10 新潟篇」の会場=2日、新潟市中央区の同市マンガ・アニメ情報館

 漫画やアニメ、ゲームなど日本のポップカルチャーの最前線で活躍し、ファンから「絵師」とも呼ばれる漫画家やイラストレーターらの作品を集めた「絵師100人展 10 新潟篇」(産経新聞社など主催)が3日から、新潟市マンガ・アニメ情報館(同市中央区)で始まる。会場には、展覧会のために描き下ろされた作品102点が一堂に展示され、絵師たちの独特の視点や世界観を感じることができる。

 今回の作品テーマは「和」。和装のキャラクターが四季折々の日本の風景を楽しんでいる作品や、折り鶴を擬人化したキャラクターを通して平和な時代への願いを込めて描かれた作品などが展示され、個々の絵師たちが思い描く「和」が表現されている。

 アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案を担当した蒼樹(あおき)うめさんや、バーチャルユーチューバー「キズナアイ」のキャラクターデザインを手がけた森倉円(もりくら・えん)さんら人気作家をはじめ、新潟県出身の漫画家、うたたねひろゆきさんやイラストレーター、荻(おぎ)poteさんが出展。同展に初めて参加した新潟市出身のイラストレーター、火照(ほて)ちげさんは「照笑」という作品で、初めて和装に身を包んだ外国人の少女が照れ笑いを浮かべる様子を穏やかな筆致と色彩で描いている。

 同館の小池利春統括館長は、「五輪イヤーで日本のアイデンティティーに注目が集まる今年に開催できることに意義を感じている。当館で10回目の開催となる今回のテーマは『和』。コロナ時代の新しい生活様式の中で、日本の『和』の形も変わっていくのではないかと思う。絵師たちが描く『未来』につながる『和』の表現にも注目していただきたい」と話している。

 また、同展にあわせて、「JAM 日本アニメ・マンガ専門学校」(新潟市)の学生による作品展も開催され、イラストレーターや漫画家を目指す学生の力作が展示される。

 5月9日まで。当日券は一般900円、中高生700円、小学生200円(いずれも税込み)、土日祝日は小中学生無料。問い合わせは同館(025・240・4311)まで。

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