NHK会長「番組宣伝減らします」 経営方針説明などに転換

NHKの前田晃伸(てるのぶ)会長は1日の定例会見で、新年度から総合テレビのニュースや番組の合間に流れる個別番組の宣伝を減らし、NHKの経営方針などを伝える枠とすることを明らかにした。前田会長は「番組宣伝が多いと外部から指摘があった。私自身も、民放とどう違うんだと問題意識を持っていた」と明かし、個別の番組の内容や放送時間の案内が中心だった同枠の内容を改めるとした。

今後は、新型コロナウイルス拡大防止に向けた呼びかけや、「SDGs」への取り組み、手話や字幕放送などユニバーサルサービスの取り組み、受信料制度の紹介といったNHKの経営方針などを説明する内容とする。教育番組や福祉番組など公共性の高い番組や社会的に意義がある番組については、個別番組の宣伝も続ける。

前田会長はNHKの番組について、「長寿番組も評価はしているが、新しいものを追求しないとマンネリ化する」と指摘。「常に新しいことを考えないと、テレビ番組はつまらないとテレビ離れをさせてしまう」として、若い職員のアイデアを生かした番組作りを強化する考えも示した。

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