日韓局長協議、慰安婦・徴用工問題など平行線

外務省を出る韓国外務省の李相烈アジア太平洋局長(手前)=1日午後
外務省を出る韓国外務省の李相烈アジア太平洋局長(手前)=1日午後

外務省の船越健裕アジア大洋州局長と韓国外務省の李相烈(イ・サンリョル)アジア太平洋局長は1日、東京都内で会談し、慰安婦問題やいわゆる徴用工問題について協議した。日本側は問題解決のための具体策を求めたが、韓国側は従来の主張を繰り返し、平行線に終わった。

対面での日韓局長協議は昨年10月以来。李氏は3月31日に来日した。

日本政府に元慰安婦への賠償を命じた1月の韓国地裁判決をめぐり、船越氏は「国際法違反」として速やかな是正措置を要請。日本企業に賠償を命じた徴用工訴訟についても、日本が受け入れ可能な解決策を示すよう求めた。これに対し、韓国側は「日本の誠意ある姿勢」を促すなど、進展はなかった。

一方、北朝鮮対応に関しては日米韓の協力が重要だとの認識を再確認した。3カ国は今月下旬にも米国で外相会談を開く方向で調整している。