バイデン米政権、アジア系差別・暴力の被害者支援に54億円拠出発表 - 産経ニュース

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バイデン米政権、アジア系差別・暴力の被害者支援に54億円拠出発表

 米東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説するバイデン大統領=3月31日(AP)
 米東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説するバイデン大統領=3月31日(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は3月30日、米国内各地でアジア系住民に対する差別や暴力事件が続発していることを受け、事件の被害者の救済などに向けた新たな対策を発表した。

 対策は、新型コロナウイルス対策として設けられた救済基金から4950万ドル(約54億8000万円)を拠出し、事件の被害者を支援するプログラムに提供する。また、司法省もヘイトクライム(憎悪犯罪)の取り締まり強化や、人種絡みの犯罪データの公表などの措置を取るとしている。

 バイデン氏はツイッターで「私たちはアジア系米国人に対する犯罪の増加に対して黙っていることはできない。アジア系への攻撃は米国の価値観に反するもので、終わらせなければならない」と訴えた。

 今回の対策は3月、南部ジョージア州アトランタでアジア系6人を含む8人が射殺された事件を受けて導入が決まった。