近大教授を解雇 医療用品費詐取疑い

 近畿大医学部法医学教室の男性教授(66)が架空の領収書を偽造するなどして医療用品の購入費を大学側から不正に受け取っていた疑いがある問題で、近大は31日、教授を懲戒解雇にしたと発表した。30日付。教授は3月末で退職予定だった。

 近大によると、不正額は少なくとも3千万円以上とみられる。近大はこれまでの調査で不正と認定した平成31年4月~令和2年12月の35件計約1780万円分の請求と、平成29年6月~令和3年1月に大学の経費で契約した携帯電話3回線を家族に私的利用させ、料金約90万円を負担させたことを処分理由とした。

 教授はこれまでに、大阪府内で計約4千件の司法解剖を担当。近大は刑事告訴する方向で大阪府警に相談しており、「今後も調査を継続する」としている。