他校生引率事故も公務災害 那須雪崩で宇都宮地裁 - 産経ニュース

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他校生引率事故も公務災害 那須雪崩で宇都宮地裁

宇都宮地裁=宇都宮市
宇都宮地裁=宇都宮市

 栃木県那須町で平成29年、登山講習中の県立大田原高山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故で、同校部員を引率し負傷した別の高校の男性教諭(52)が、公務災害と認めなかった地方公務員災害補償基金栃木県支部の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁は31日、「講習は職務命令に基づいていた」として処分を取り消した。

 教諭は真岡高に勤務し、県高等学校体育連盟が主催した登山講習会に参加。事故時は大田原高山岳部員を率いていた。判決理由で伊良原恵吾裁判長は「講習会は真岡高の部活動の一環だったと認められる」と指摘した。

 さらに校長からの職務命令は真岡高の生徒だけではなく、講師として他校生を指導することも要請していたとして、他校生だけの班を率いて起きた事故も公務上の災害に当たると判断した。