報ステCM取り下げで役員ら2人「厳重注意」 テレビ朝日

テレビ朝日の社屋=東京都港区
テレビ朝日の社屋=東京都港区

 テレビ朝日がユーチューブなどで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMが女性蔑視などの批判を受けて取り下げられたことについて、同局の早河洋会長は30日、報道担当役員の篠塚浩常務と報道局長を厳重注意したことを明らかにした。

 CMは30秒版と15秒版の2種類あり、番組の制作スタッフと外部の制作会社が協力して制作。番組を担当する同局幹部と関係部署の担当者がチェックしたという。早河会長は「15秒、30秒の短いCMで、ジェンダーというテーマについて表現するのは大変難しい。チェックできなかったのは問題だし、深く反省し再発防止を徹底するよう厳重注意した」と述べた。

 一方で、報ステ番組内で一連の経緯について言及がないことについては、「CMは番組の公式ツイッターのアカウントで発信したものなので、同じ場所で説明した」(篠塚常務)と説明。今後も番組内で扱う予定はないという。

 CMは22日に公開され、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」などと笑って話し、最後に「こいつ報ステみてるな」と字幕が出る。女性蔑視などの批判が相次ぎ、テレビ朝日は24日に取り下げるとともに、「幅広い世代の皆さまに番組を身近に感じていただきたいという意図で制作した。不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め、おわびする」などとツイッターで謝罪のコメントを発表していた。

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