安倍前首相ら新たに不起訴 「桜」夕食会問題 特捜部

安倍晋三前首相
安倍晋三前首相

 「桜を見る会」前日の夕食会の費用補填問題で、東京地検特捜部は30日、領収書を廃棄したなどとして、新たに政治資金規正法違反容疑で告発された安倍晋三前首相や後援会代表だった配川博之元公設第1秘書(61)ら4人を不起訴処分とした。

 市民団体は1月、安倍氏の後援会や資金管理団体「晋和会」が夕食会の支出に関する領収書を保存しておらず、ホテル側による値引きを政治資金収支報告書に記載していないなどとして、4人を告発していた。

 特捜部は昨年12月、平成28~一昨年分の収支報告書に収支計約3022万円を記載しなかったとして、規正法違反罪で配川氏を略式起訴した。安倍氏に関しては「不記載を認識していたという証拠はない」として、嫌疑不十分で不起訴とした。