鬼滅・鱗滝の声が語る動画 ご当地かるたPRに威力発揮(1/2ページ) - 産経ニュース

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鬼滅・鱗滝の声が語る動画 ご当地かるたPRに威力発揮

鬼滅・鱗滝の声が語る動画 ご当地かるたPRに威力発揮
鬼滅・鱗滝の声が語る動画 ご当地かるたPRに威力発揮
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 郷土の魅力を読み札、絵札に盛り込んだ「ご当地かるた」や「郷土かるた」が全国各地で続々と登場している。新型コロナウイルス禍で遠出や旅行が控えられる中で手軽に遊びながら地元の人たちに郷土の魅力を再確認してもらうという狙いも、背景にあるようだ。

倍率100倍の応募数

 動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされた一本の動画。人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃」の「鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)」役でも知られる声優、大塚芳忠さんが「私は岡山が好きだ。君はどうだい?」と語りかける。大塚さんは岡山県津山市出身。画面には岡山城が映り、「お」の文字が浮かび上がる。岡山県公式アカウントにアップされているこれは、岡山県の魅力を集めた「岡山発見かるた」の読み札募集メッセージ動画。大塚さんは「君にも見つけてほしいんじゃ。君にとっての岡山を」と呼びかけた。

 かるたは、コロナの影響で外出が制約されるなかで地元の良さを再認識してもらおうと県が企画した。県内各地の「ご当地かるた」はこれまでもあったが、県全域を対象にした作品は初めて。3月23日に完成お披露目記者会見が開かれ、伊原木隆太知事は「(昨年)選挙で岡山じゅうをぐるぐる3回回った私も新しい発見があった。意外と近くにすてきなものはたくさんある」とアピールした。

 「愛着が湧くデニム あいの色」

 「おいでんせぇ 岡山よいとこ 晴れの国」

 岡山発見かるたの読み札は計44札。1月8~25日に一般公募すると、大塚さんのPR動画の効果もあったのか、4516札もの応募があった。倍率は実に100倍以上。PR動画は3月25日夕方時点で再生回数30万回を超えた。

 県では千セットを作成。このうち約400セットを県内各地の公民館で配布する予定で、反響次第では県外などでの販売も検討するという。

ノスタルジーも手伝って

 「ご当地かるた」は近年相次いで発表されている。広島県呉市では昨年末、マスコットキャラクターを使った「呉氏(くれし)かるた」を作成、ホームページで公開した。絵札は無料でダウンロードできる。こちらもコロナ禍でも自宅で楽しみながら地元への愛着を高めてもらおうと企画したもの。3月末までに約1万2千のアクセスがあり、約3千回ダウンロードされた。同市秘書広報課は「市外に出た方から『遊んだよ』とツイートがあった。内外に知ってもらうきっかけになってほしい」と期待を込める。