水道不要の「トワイレ」を長崎・対馬市に2カ所、九電グループ開発

除幕式でテープカットする対馬市の比田勝尚喜市長(右から2人目)ら
除幕式でテープカットする対馬市の比田勝尚喜市長(右から2人目)ら

 九州電力グループのニシム電子工業(福岡市)が開発した水道がなくても使える水洗トイレ「トワイレ」が29日、長崎県対馬市に設置された。微生物が汚物を水と二酸化炭素に分解し、洗浄用水に再利用する仕組みで、くみ取りは不要。災害時にも活用できる。

 南北に長く、山地も多い対馬市内には、電気や水道の未整備エリアが少なくない。今回は、島南端の豆酘崎地区と、北部の志多賀地域にそれぞれ1基ずつ、設置。災害時などには、被災地や避難所に移動させ運用する。比田勝尚喜市長はこの日の除幕式で「アフターコロナに対応した(観光客の)受け入れ態勢で抱えた課題の解決を図る。観光振興などで新たな一歩だ」と語った。