「人流データ」を瞬時に解析…スマート街路灯が照らす未来

「人流データ」を瞬時に解析…スマート街路灯が照らす未来
「人流データ」を瞬時に解析…スマート街路灯が照らす未来
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 通行人の性別や年代、人数などをネットワークカメラで解析し、人流データの活用方法を探る社会実証実験が26日、大阪府枚方市で始まった。府によると、人工知能(AI)やビッグデータを活用し、住民生活の質を向上させる「スマートシティー」に関連したプロジェクトが、2025年大阪・関西万博に向けて本格化する見込み。大阪は映画で描かれているような未来都市になるのだろうか。(守田順一)

年齢や性別を高精度で

 枚方市役所前の公園に設置されたのは、大手電機メーカー、NECのスマート街路灯(高さ5・5メートル、幅・奥行き各30センチ)1基。同社が公民連携を目指す市に持ちかけ、3月16日に連携協定を結んだ。同社のスマート街路灯は東京・六本木の商店街などに設置されているが、自治体が導入するのは初めて。

 スマート街路灯は発光ダイオード(LED)照明、スピーカー、電子看板、無線機(LTE)のほか、ネットワークカメラを搭載。京阪枚方市駅方面に向かって24時間撮影する。映像からは人の移動方向や性別、年齢、人数といった属性の推定データが瞬時に取得できるのが特徴だ。メガネやマスクの有無も判別でき、性別や年齢は8~9割の精度で正しく解析できるという。

 公園前の通りは、サラリーマンや買い物客、ベンチでくつろぐお年寄り、親子連れなどさまざまな人が利用。人流データは市とNECが共有するが、懸念される個人情報の扱いについて同社は「撮影と同時にデータ解析し、映像は即時に破棄される。サーバーに送るのはデータだけなので、個人を特定する情報は保存されません」と説明する。市も市民に向けて取り組みの内容を告知するという。

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