「モヤモヤ」の坂本 得点伸ばせず

女子で6位の坂本花織のフリー=ストックホルム(ゲッティ=共同)
女子で6位の坂本花織のフリー=ストックホルム(ゲッティ=共同)

 全てのジャンプを着氷させ、ほっとした表情で演技を終えたが得点が表示されると一転、首をかしげた。26日のフィギュアスケートの世界選手権で、坂本は137・42点のフリー5位。「今までは普通にやれば150点とかいっていた。正直モヤモヤはしている」と振り返った。

 細かいミスが響いた。演技前半の2連続3回転でバランスを崩し、続く3回転ルッツはSPと同じく踏み切り違反をとられ、基礎点が減った。より高い点数を狙うために今季途中からSPとともに組み込んだルッツ。「よくエラー(違反)がつく」と苦手としてきた。

 国内大会では加点がつくことが多く、克服したかに思えたが、国際大会では厳しい判断が下された。「帰ってルッツを見直して、やり直していきたい」。涙をこらえ、必死に前を向いた。

(久保まりな)