松崎しげる、松谷優輝が父子初共演 「一本立ちできる役者になって」

消費者庁提供特別ドラマ「あなたもきっと騙される」で共演する、松崎しげると松谷優輝(左から)(BS-TBS提供)
消費者庁提供特別ドラマ「あなたもきっと騙される」で共演する、松崎しげると松谷優輝(左から)(BS-TBS提供)

 「似ているのは、日焼けしやすいことくらいの親子ですが」-。歌手で俳優の松崎しげる(71)と、長男で俳優の松谷優輝(まつや・ゆうき)(22)が28日放送のBS-TBS、消費者庁提供特別ドラマ「あなたもきっと騙(だま)される」(午後10時)で親子初共演する。優輝は今月中旬に松崎の息子であることを告白したばかり。松崎は「『松崎のせがれ』ではなく、息子には一本立ちできる役者になってほしい」と期待を寄せる。

父子初共演

 優輝「(父は)71歳です。僕は遅くにできた子供なんで」

 松崎「そうか…。じゃあ、お父さんもお前がかわいくてしようがないだろ」

 優輝「ええ…」

 今作の一場面である。2019年デビューの優輝にとっては初主演ドラマ。テレワークの普及などで増加するデジタルに関わる詐欺について、消費者庁監修のもと手口を紹介していく。優輝はだます側、松崎は老女役など1人6役でだまされる側などを演じる。

 松崎は「ドラマ撮影は数年ぶり。とにかく息子の足を引っ張っちゃいけないと、そればかり考えていた」と笑う。2人芝居で膨大なセリフ量だが、優輝は台本を全て暗記して現場に臨んだ。「父との共演が、本当にプレッシャーで不安で、それを潰すためにも暗記した」と照れ笑いし、「でも、本番に入れば相手が『父親』という意識はなくなり、カットがかかると急にわれに返って『父親がいる!』と不思議な感覚だった」と振り返る。

酒チャンスを逃す

 撮影は3日間にわたった。2人は同じホテルに泊まっていたが、酒豪で夜の帝王と呼ばれた松崎は品行方正に過ごした。

 その理由は、「撮影中はきっと1人になりたいはず」と息子を気遣っていたから。しかし、「それなのに、彼(優輝)は僕のマネジャーと午前1時まで飲んだくれていた!」

 優輝は「初日だけ」と笑い、「明日が不安で仕方なかったので飲んだ。でも、本当に初日だけ」と弁解。

 松崎は「男親の夢は、成人した息子と酒を飲み交わすこと。初めて飲んだときは、お互いベロベロまで飲んだが、何度飲んだって良いものなのに」と、チャンスを逃したことをすねていた。

 なお、優輝も父に負けないほどの酒豪だという。

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