陣営責任者「最終的に私」 河井克行被告、スタッフ買収は否定

令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判が26日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側の被告人質問が行われた。克行被告は妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=陣営に関し、「最終的に誰が責任を負うかといえば、私以外にいない」と述べた。

克行被告は23日の公判で、地元議員らに対する買収の大半を認め、選挙運動を取り仕切る「総括主宰者」に当たるという検察側の主張も積極的に争わない姿勢を示していた。この日は「政治的な責任はすべて私にある。評価は裁判所の判断に従う」とも述べた。

一方で、案里前議員の街頭演説の時間や場所を誰が決めていたかを問われると、「本人が好きなようにやっていると思う。私は干渉すべきでない」などと関与を否定。陣営スタッフの採用、配置なども深く関わっていないとした。

また、陣営スタッフ3人に提供した現金については「給与として支払った。党勢拡大活動や地盤培養行為を行ってもらった」とし、買収目的ではなかったと主張した。

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