コンテナ船の離礁作業続く、スエズ運河、長期化懸念 - 産経ニュース

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コンテナ船の離礁作業続く、スエズ運河、長期化懸念

エジプトのスエズ運河をふさぐコンテナ船「エバーギブン」の衛星写真=23日(PLANET LABS INC提供・AP=共同)
エジプトのスエズ運河をふさぐコンテナ船「エバーギブン」の衛星写真=23日(PLANET LABS INC提供・AP=共同)

 国際海上交通の要衝、エジプト北東部のスエズ運河をふさぐ形で座礁したコンテナ船「エバーギブン」(全長400メートル、幅59メートル)の離礁作業は24日夜(日本時間25日午前)も続いた。

 タグボートで牽引(けんいん)できなければ、船体を浮上させるため貨物を降ろすことも検討するとみられ、往来遮断の長期化に懸念が広がっている。

 エバーギブンは愛媛県今治市の正栄汽船が所有し、台湾の海運会社が運航。スエズ運河庁によると、24日は接岸した船首付近の土を重機で掘り、8隻のタグボートを使って船体の移動を試みた。新たに危機管理委員会を設置して対応を急いでいる。

 エバーギブンは約2万個のコンテナを積める世界最大級の輸送船で、中国からオランダ・ロッテルダムに向けて貨物を運んでいた。

 スエズ運河は地中海と紅海を結び、欧州とアジアの物流を支えている。(共同)