重責担う坂本、女子フリーへ「思い切ってやりたい」 世界フィギュア

女子SPで6位の坂本花織=ストックホルム(ゲッティ=共同)
女子SPで6位の坂本花織=ストックホルム(ゲッティ=共同)

 フィギュアスケートの世界選手権は24日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、紀平梨花(トヨタ自動車)が2位につけた。坂本花織(シスメックス)は6位、宮原知子(関大)は16位だった。

 坂本は思ったように点数を伸ばせなかった。ジャンプ2本目の3回転ルッツでミスが出て、70・38点のSP6位発進と厳しいスタート。「思っていたより(点数が)だいぶ低かった。これが現実」と笑顔はなかった。

 日本勢では、宮原がSP16位と出遅れた。北京冬季五輪出場の最大3枠を獲得するには、上位2人の順位の合計を「13」以内にする必要がある。坂本のフリーの出来が日本チームの命運を左右する可能性もある。

 フリーは2季連続の滑り慣れたプログラムで臨む。4回転や3回転半などの大技は持ち合わせていないが、持ち前の幅のあるジャンプとダイナミックな滑りで加点を積み上げたい。大舞台で重責を担う平昌五輪経験者は「やってきたことを全部出せるように思い切ってやりたい」と気を引き締めた。(久保まりな)