横綱鶴竜の引退会見一問一答「何かから解放されたような気持ち」

リモートで引退の記者会見に臨む元横綱鶴竜=25日午後
リモートで引退の記者会見に臨む元横綱鶴竜=25日午後

 24日に現役引退した第71代横綱鶴竜の鶴竜親方(35)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、陸奥部屋=が25日、オンラインで記者会見に臨んだ。けがの回復状態が芳しくなく、23日夜に引退を決断したことを明かし、「何かから解放されたような気持ち」「プレッシャーを考えなくていいんだとほっとする思いがある」と率直に語った。主な一問一答は以下の通り。

 --昨日の引退発表から丸一日。心境は?

 「何かから解放されたような気持ちです」

 --ほっとしている?

 「もう率直に今はその気持ちです。ぼーっとしているじゃないけど、何にも考えなくていいという感じ」

 --来場所にかけると聞いていた。引退決意までの流れは?

 「今場所直前のけがもそうですけど、ここ最近ずっとけがでなかなか土俵に立つことができず、連続休場できていた。たくさんの方に応援してもらって、支えてもらって、家族もそうだが、親方、おかみさん、後援会、すべての人にもう一度土俵に上がってみせたいという気持ちがあった。なんとかして上がりたいという気持ちもあったが、体が悲鳴をあげて、無理という信号を出してくれているかなと。中途半端な気持ちで土俵にあがれない。引退ということを決めた」

 --横綱のあるべき姿も考えた?

 「けがして復帰、けがして復帰が何回もあった。協会の人たち、親方にも迷惑をかけながら、よくここまでやらせてもらった。これ以上はちょっと無理かなと自分で思った」

 --土俵への未練は?

 「やっぱり決める前までは気持ちもしっかりしていたし、治れば全然やれるという気持ちもあったので。体もしっかり動いていたし。最後はちょっと残念だなという気持ちがありますけど」

 --約20年の相撲人生。どんなことが浮かぶ?

 「まだそんなに時間がたったわけじゃないので、これからいろんなことを思い出してくると思う。なかなか後援会のみなさんに会うこともできていない。お話とかするといろいろ思い出すと思う。今はただ、明日から体をいじめなくていいかなと。