【ソウル=桜井紀雄】米政権高官が明らかにした北朝鮮によるミサイル発射について、複数の韓国政府消息筋は24日、ミサイルは2発の短距離巡航ミサイルで、黄海側に向けて21日に発射されていたとの見方を示した。韓国の聯合ニュースが報じた。韓国軍が発射を探知していたという。
北朝鮮による弾道ミサイル技術を使ったミサイル発射は、国連安全保障理事会決議で禁じられている。報道によると、消息筋の一人は、今回は巡航ミサイルであり「安保理決議違反には当たらない」との見解も示した。
北朝鮮は昨年4月にも日本海側に向けて短距離巡航ミサイル数発を発射している。