モーストリー・クラシック

5月号 「ブラームスとシューマン」特集

モーストリー・クラシック5月号
モーストリー・クラシック5月号

 ブラームスのピアノ作品をシューマンが絶賛し、権威ある音楽雑誌「新音楽時報」に寄稿したことが、ブラームスが世に出るきっかけとなった。月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」5月号は、「ロマン派の師弟 ブラームスとシューマン」を特集している。

 シューマンは1810年、ドイツ・ツビッカウ生まれ。交響曲第1番「春」や第3番「ライン」、ピアノ曲「謝肉祭」や「子供の情景」などで知られる。その妻、クララは女性ピアニストの先駆けとして活躍した。多くの弟子を育て、ヨーロッパ各地を演奏して歩いた。

 ブラームスがシューマン夫妻を尋ねたのは1853年。ブラームスが20歳、シューマンが43歳の時だった。シューマンは雑誌への寄稿のほか、音楽出版社にブラームスを推薦、当時まだ無名の若者の楽譜が出版されることになった。

 その後、ブラームスは交響曲、ピアノ協奏曲、バイオリン・ソナタなどを生み出す、大作曲家の道を歩むことになる。

会員限定記事会員サービス詳細