克行議員初の被告人質問

(5)「街頭演説3000カ所」 妻の努力を強調

東京地裁に入る元法相の衆院議員河井克行被告。無罪主張から一転、買収を認め議員辞職を表明した=23日
東京地裁に入る元法相の衆院議員河井克行被告。無罪主張から一転、買収を認め議員辞職を表明した=23日

 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は、弁護側の被告人質問が続いている。克行被告は、妻の案里前議員(47)が当選へ向けて奔走した様子や、選挙活動の仕組みなどについて、依然として雄弁に語り続けている》

 弁護人「参院選広島選挙区に候補者を2人擁立することは、比例区にも影響があるのか」

 克行被告「参院選は地方区と比例区で、1人の有権者が2票持っている。全国比例にも候補者を擁立する。地方区の切磋琢磨(せっさたくま)が活発になることによって、比例区の活動も活発になる」

 弁護人「選挙に向けた準備については」

 克行被告「党勢拡大活動と地盤培養行為を真面目にやっていくことに尽きる。党勢拡大と地盤培養行為は、裏と表の関係だ。政党の公認を得ている場合は、公認を前面に打ち出していく。立候補予定者の政策、理念、人柄を後援会の世話人を通じて広げてもらう。もう1つは知名度を上げていくこと。人は知らない人に一票を入れない」

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