拘束患者のカード窃盗容疑で看護師だった男を書類送検

大阪府警察本部=大阪市中央区
大阪府警察本部=大阪市中央区

 大阪府茨木市の精神科病院「藍野花園病院」に入院中、身体拘束されていた男性患者(48)の所持品からキャッシュカードを盗み現金を引き出したとして、大阪府警茨木署が窃盗の疑いで、病院の看護師だった20代男性を書類送検したことが23日、署や病院などへの取材で分かった。19日付。病院は事件発覚後に看護師を懲戒解雇した。

 病院によると、男性患者は平成30年に入院し31年2月から約3カ月間、精神保健福祉法に基づき拘束されていた。その間、男性患者の貴重品は職員が預かり、病棟内にある鍵の付いたロッカーで保管していた。男性患者は拘束期間が終わった後、預金残高が40万円減っていることに気付き、精神科病院の入院患者らの相談を受けるNPO法人に連絡。署や病院の調べで看護師の関与が発覚した。病院の担当者は「このような行為があって残念。大変申し訳ない」と話した。