「児相、市町村、警察が全件共有を」NPO法人が福岡県市などに要望書

 平成31年1月に小学4年生の栗原心(み)愛(あ)さん=当時(10)=が虐待死した事件が発生した千葉県野田市では、その反省も踏まえ、市関係部局や児相、警察、学校、病院、民生委員などで虐待案件の全情報を共有し連携して対応する取り組みが熱心に行われているという。多くの目で子供を見守り、危険な兆候が見られれば警察に通報。警察がすぐに家庭訪問して子供の安否を確認し、けがや衰弱がわかれば緊急保護する仕組みだ。

 野田市児童虐待事件再発防止合同委員会の委員を務める後藤弁護士は「虐待情報の全件共有は第一歩。全件共有を機に、他機関の業務の理解が進み、信頼関係が構築されることで関係機関がより密で連携した取り組みができるようになり、一人でも多くの子供たちを救うことにつながる」と話している。

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