リベンジ戦制し、選手の家族も安堵 神奈川・東海大相模 - 産経ニュース

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リベンジ戦制し、選手の家族も安堵 神奈川・東海大相模

第93回選抜高校野球 東海大相模(神奈川)‐東海大甲府(山梨) 11回、決勝の適時打を放つ東海大相模の大塚瑠晏=甲子園球場(寺口純平撮影)
第93回選抜高校野球 東海大相模(神奈川)‐東海大甲府(山梨) 11回、決勝の適時打を放つ東海大相模の大塚瑠晏=甲子園球場(寺口純平撮影)

 第93回選抜高校野球大会第2日の20日、東海大相模(神奈川)は第3試合で東海大甲府(山梨)は延長十一回の末、3-1で競り勝ち、昨秋の関東大会準々決勝でサヨナラ負けを喫した雪辱を果たした。

 リベンジマッチは互いに6回まで無得点が続き、東海大相模の応援団は緊張感に包まれた。大塚主将の母、初美さん(48)は「ドキドキする。早く(適時打が)1本ほしい」と落ち着かない様子をみせる。

 七回に敵失で待望の1点を先制すると、東海大相模の得点テーマ「喜びの歌」が球場に鳴り響いた。

 九回のマウンドに立ったのは左腕のエース石田。野球部員の穂谷野和紀(17)は「相手は終盤に強いから気が抜けないが、石田が抑えてくれる」と仲間とメガホンを打ち鳴らした。

 十一回、勝ち越し打を放ったのは大塚。初美さんは「意地を見せてくれた。でも、去年のことがあるからまだ怖い。きっとみんな同じ思いだと思う」と緊張した面持ちを崩さない。

 リベンジを決めた後、石田の父、英生さん(45)は「(同じ相手に)2敗はないでしょう。いいピッチングだった。この調子で次戦もやってほしい」とようやく笑顔が浮かんだ。(飯嶋彩希)