埼玉県警が児童虐待の専門部署 全国2例目

埼玉県警児童虐待対策室の発足式で、近藤勝彦生活安全部長(右)に決意を表明する室員=19日午後、埼玉県警本部(内田優作撮影)
埼玉県警児童虐待対策室の発足式で、近藤勝彦生活安全部長(右)に決意を表明する室員=19日午後、埼玉県警本部(内田優作撮影)

 埼玉県警は19日、増加する児童虐待事案への対応を強化するため、少年課に「児童虐待対策室」を設置した。県警によると、児童虐待の専門部署としては大阪府警に続いて全国で2例目となる。

 昨年1年間の埼玉県内の児童虐待認知件数は1万272件、検挙件数は142件で、いずれも平成16年の統計開始以降で最も多かった。

 県警少年課は、これまで8人態勢で児童虐待事案に対応していた。新設の児童虐待対策室には13人を配置し、各警察署への指導や現場での活動の深化を図る。

 近藤勝彦生活安全部長は19日の発足式で「関係機関と連携を図り、児童の安全確保を徹底してほしい」と訓示した。佐藤和則室長は「児童虐待事案は当初は軽微に見えても重大事件に発展しやすい。早期発見などを通して児童の安全を確保したい」と述べた。(内田優作)

会員限定記事会員サービス詳細