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第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京都港区のホテルで行われ、平成23年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故に立ち向かった作業員たちを描いた「Fukushima50」が、監督賞(若松節朗(せつろう)監督)や助演男優賞(渡辺謙さん)など6部門で最優秀賞に輝いた。
若松監督は「福島は、まだまだ帰還できなくて苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃいます。この映画が、語り部としていつまでも残ってくれれば良いなと思っております」とコメントした。
最優秀作品賞は「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)。主演男優賞は「ミッドナイトスワン」の草●(=弓へんに剪)(くさなぎ)剛さん、主演女優賞は「MOTHER マザー」(大森立嗣(たつし)監督)の長澤まさみさん、助演女優賞は「浅田家!」(中野量太監督)の黒木華(はる)さんが、それぞれ最優秀賞に選ばれた。