タレントの渡辺直美さんが19日、佐々木宏氏による東京五輪開閉会式の侮辱演出提案の問題について、インターネットの生配信で「この報道で傷つく人がいるだろうなと思い、そこが一番心配だった」と話した。
渡辺さんは令和元年末に出演依頼を受けたと説明。振付家のMIKIKOさんらの当時の案は、報じられた内容と異なり「最高の演出だった」とした上で、「(佐々木氏の案なら)絶対に断っています。シンプルに面白くないし、意図が全く分からない」。却下された案が海外でも報じられ、正規の演出案のように受け止められることが「すごく悔しい」と語った。
他人の身体的特徴を「いじる」笑いについては「これをきっかけに変わっていったらいいなと思う。私もポジティブに表現していくし、みんなにもしてほしい」と強調。「自分の体のことを決めるのは自分自身だと伝えていきたい」と語った。