渡辺棋王「意識していた」 9連覇で獲得タイトル28期 歴代単独4位に

渡辺明棋王(植村光貴撮影)
渡辺明棋王(植村光貴撮影)

 将棋の第46期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第4局が17日、東京都渋谷区で指され、後手の渡辺明棋王(36)=名人・王将=が挑戦者の糸谷哲郎八段(32)に98手で勝ち、シリーズ成績3勝1敗で9連覇を達成した。

 渡辺棋王は獲得タイトル通算28期となり、谷川浩司九段(58)を抜いて歴代単独4位となった。渡辺棋王は13、14の両日に指された第70期王将戦七番勝負第6局を制し、王将防衛でタイトル獲得数で谷川九段に並んでいた。

 終局後、渡辺棋王は自身が持つ竜王の9連覇と並んだことについて、「意識していた。達成できたのは良かった」と語った。獲得タイトル28期については「谷川先生は小さい頃から憧れていた。(谷川九段を上回ったことは)誇らしいことだと思う」と喜びを語った。

 糸谷八段は初の棋王、2期目のタイトル獲得はならなかった。