金融庁、みずほを集中検査 障害多発の原因究明へ

 金融庁が、2週間足らずで4度のシステム障害を起こしたみずほ銀行と親会社のみずほフィナンシャルグループに対し、障害の原因やシステムの管理体制などについて集中的に調べる検査を実施することが17日、分かった。短期間に個人取引だけでなく、企業の送金でも障害が生じたことを重く見ており、検査結果を踏まえ、業務改善命令などの行政処分を検討する。

 新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、大勢の検査官が銀行本店などに長期間、常駐して検査する方式はとらない方向。みずほ関係者に対してウェブ会議を活用した聞き取りを実施するほか、メールによる資料提出を求めるもようだ。

 みずほ銀行では2月28日に大規模なシステム障害が発生。5千以上のキャッシュカードや通帳が現金自動預払機(ATM)に吸い込まれ、稼働中のATMの8割が停止した。3月3、7日にもATMが止まるなどしたほか、11~12日には企業などの外貨建て送金の処理が遅れる障害も起きた。