携行缶にガソリン成分 徳島のライブ中のビル放火疑いで

 ご当地アイドルグループがライブをしていた徳島市の雑居ビルで起きた火災で、火元の3階のエレベーターホールに残された金属製の携行缶などからガソリンの成分が検出されたことが17日、徳島県警への取材で分かった。県警は現場検証の結果から失火ではなく、放火の疑いが強いとみて捜査している。

 県警によると、ガソリンの成分は消火時の水と混ざった状態で検出された。現場では所有者不明の刃物が見つかっている。県警は、ビルに出入りする不審者がいなかったか調べている。

 火災は14日に発生。午後1時40分ごろ、ビル2階の飲食店従業員から119番があり、3階のエレベーターホールの床や壁など約18平方メートルが焼けた。4階のバーでご当地アイドルグループがライブ中で、バーを経営する男性がのどにやけどを負い、客や関係者ら約70人は逃げて無事だった。