関電筆頭株主の大阪市長「徹底的にうみを」 訴訟めぐり

大阪市の松井一郎市長
大阪市の松井一郎市長

 関西電力の役員らの金品受領問題をめぐる株主代表訴訟の第1回口頭弁論が大阪地裁で開かれたことを受け、関電の筆頭株主である大阪市の松井一郎市長は16日、「徹底的にうみを出してもらいたい」と述べた。市役所で記者団に答えた。

 訴訟では、個人株主5人が森本孝社長ら新旧取締役など計17人を相手取り、金品受領問題で会社の信用低下を招き、株価下落で株主に損害を与えたなどとして、計約69億2千万円の損害賠償を求めている。この日の弁論で、関電側は争う姿勢を示した。

 松井氏は、「東京電力福島第1原発事故後、関電は電気料金を値上げしたのに経営陣は小判をもらっていた」と指摘。「ユーザーはもちろん、社員にも示しがつかない」と批判した。

 筆頭株主としての立場について問われると、「橋下徹元市長の時代から株主総会に参加し、さまざまな提案をしているが、ことごとく却下されている。筆頭株主の値打ちがない」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細