フィンランド発の飲食宅配代行「Wolt」が関西初上陸

青色を基調としたユニホームが特徴的な飲食宅配代行サービス「Wolt」=12日、大阪市北区(田村慶子撮影)
青色を基調としたユニホームが特徴的な飲食宅配代行サービス「Wolt」=12日、大阪市北区(田村慶子撮影)

 欧州を中心に23カ国140以上の都市で展開するフィンランド発の飲食宅配代行「Wolt(ウォルト)」は12日、大阪市で18日からサービスを始めると発表した。昨年3月に広島市で日本に初進出し、東京都や福岡市など10都市で事業を拡大。新型コロナウイルスの感染拡大で急成長するデリバリー市場を狙い、今後2年間で国内100都市以上での展開を目指す。

 大阪市では18日午前9時から、中央区や北区などの一部で始め、今後はコンビニエンスストアやスーパーと組み、日用品の配達にもサービスを広げる方針。配達料は距離に応じて変動し、飲食店から1・5キロ以内で99円。飲食店にかかる手数料は商品価格の3割で、配達員には1件400~500円を支払う仕組み。

 AI(人工知能)で配達先までの最短ルートを割り出すなど作業を効率化する一方、コンピューターが応じる「チャットボット」を使わずに社員が客からの問い合わせやクレームに遠隔で答えるなど、人によるアナログなサービスもあるのが特徴。他社では客と配達員のトラブルが取りざたされるが、ウォルト日本法人の担当者は「お客さまとのすべてのやり取りをわが社が行うことで差別化できる」としている。

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