【シネマプレビュー】戦国アクション「ブレイブ-群青戦記-」ほか3本(2/3ページ) - 産経ニュース

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シネマプレビュー

戦国アクション「ブレイブ-群青戦記-」ほか3本

「すくってごらん」

ドラマなど幅広く活躍する歌舞伎俳優、尾上松也(おのえ・まつや)の映画初主演作。音楽とラブコメをミクスチャーし、独特のテンポをもった一風変わった作品に挑んだ。漫画が原作。監督の真壁幸紀(まかべ・ゆきのり)が、音楽を使うとおもしろいとひらめき、ミュージカル仕立てにした。松也も英語歌詞のラップなどを披露する。松也が演じるのは、左遷されたエリート銀行マン。金魚すくいを指す題名だが、挫折した心を救うという意味にもかけているはずだ。ももいろクローバーZの百田夏菜子(ももた・かなこ)が共演。赤い浴衣をひらひらさせて駆けていく姿が、金魚のようでかれん。

12日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。1時間32分。(健)

「ビバリウム」

新居を探す若いカップルが怪しげな不動産屋に郊外の分譲住宅地を紹介される。まったく同じ形の家が整然と立ち並び、人の気配はない。夢のマイホームのはずが、そこは脱出不可能な迷宮だった。緑色の住宅、青い空に浮かぶ雲など、まるでシュールレアリスムの画家、ルネ・マグリットの作品の中に入り込んでしまったかのようだ。

カンヌ国際映画祭でも話題となった新鋭ホラー監督、ロルカン・フィネガンが、どこか薄気味悪さを感じさせる映像で観客の不安感をあおる。出演はジェシー・アイゼンバーグら。アイルランド、デンマーク、ベルギー合作。

12日から東京・TOHOシネマズシャンテ、大阪・TOHOシネマズなんばなどで全国公開。1時間38分。(啓)