西日本高速過労自殺、元上司ら2度目の不起訴 神戸地検

 西日本高速道路(大阪市)の男性社員=当時(34)=が平成27年に過労で自殺した問題で、神戸地検は11日、神戸第2検察審査会の不起訴不当議決を受けて再捜査していた元上司ら8人について、再び不起訴処分とした。

 地検は処分理由について、男性が長時間勤務をしていた事実は確認できたものの、鬱病の発症や自殺との因果関係を認定するのは困難とした。

 申立書などによると、男性は26年10月、神戸市の第2神明道路事務所に異動。月100時間を超える時間外労働が続くなどの過労により鬱病を発症し、27年2月に会社の寮で自殺した。

 労災認定後に遺族が元上司ら8人を業務上過失致死容疑で告訴。地検は30年11月、全員を不起訴処分としたがその後、神戸第2検察審査会が不起訴不当と議決した。