震災10年、NHKと民放連が特設サイト 教訓、ラジオで語り継ぐ

 東日本大震災から10年を迎え、これまでの経験を未来の防災に生かしてもらおうと、NHKと日本民間放送連盟(民放連)による共同ラジオキャンペーン「ラジオの証言~災害を語り継ぐ~」が行われている。

 今月5日に同タイトルの特設サイト(https://radionoshogen.com/)を開設。NHKや民放ラジオ局が取材してきた災害現場での当事者の声を音声で聞けるようになっている。東日本大震災だけでなく、伊勢湾台風(昭和34年)や阪神大震災(平成7年)、東日本台風(令和元年)などさまざまな災害を取り上げた。

 東日本大震災では、宮城県石巻市で津波に襲われながらも生還を果たした男性の証言や、今年1月に放送された震災から学ぶべき教訓を紹介した番組などを聴くことができる。

 また、サイトでは、普段ラジオを聴く習慣のない人向けに、聴く方法を説明。ラジオがなくてもパソコンやスマートフォンで聴取できるインターネットサービス「radiko(ラジコ)」の使い方も掲載している。4月中旬以降には、各局の看板パーソナリティーのインタビューなどが追加される予定となっている。

 個別のラジオ局でも、改めて防災の大切さを訴えるキャンペーンを実施。ラジオ日本は14日まで、各番組でさまざまな角度から対策の重要性を紹介している。TBSラジオも14日まで、防災・減災に役立つ情報提供などを通じ、リスナーの備えにつながるキャンペーンを行っている。

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