羽生結弦「あの日がなかったらとは思わなくなった」 震災10年

羽生結弦「あの日がなかったらとは思わなくなった」 震災10年
羽生結弦「あの日がなかったらとは思わなくなった」 震災10年
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 フィギュアスケート男子で仙台市出身の羽生結弦(ANA)が、自身も練習中に被災した東日本大震災発生から10年を迎え、報道機関に心境を語るコメントを出した。発生時はシニアに本格参戦した最初のシーズンでまだ高校生だった。被災直後は家族4人で避難所の2畳ほどのスペースで身を寄せ合った。拠点リンクを失い、各地のアイスショーに出演しながら練習を続けた。この10年で2014年ソチ五輪、18年平昌五輪を2連覇。世界選手権も2度制し、ショートプログラム、フリー、合計得点で世界歴代最高得点を何度も塗り替えた。

 けがなどのアクシデントを乗り越え、ドラマチックに圧巻の演技を披露してきた姿から「絶対王者」と呼ばれるようになった。

 10年の月日を経て「あの日がなかったらとは思わないようになりました」と胸中を告白。自身が「その言葉が持つ意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください」と綴った上で、「頑張ってください」とエールを送った。