日本サッカー協会は10日、日本代表が韓国代表と25日に横浜市の日産スタジアムで国際親善試合を行うと発表した。日韓戦は0-1で敗れた2019年12月の東アジアE-1選手権以来で、親善試合では2011年以来10年ぶり。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が27位、韓国は38位で、対戦成績は日本の13勝23分け40敗。
25日は当初、ミャンマーとのワールドカップ(W杯)アジア2次予選が組まれていた。国内で軍事クーデターが起きたミャンマー側の要望で延期が決まり、代替試合の実施を模索していた。
反町康治技術委員長は日韓とも海外組を含めたベストメンバーの招集を目指すと説明。観客の有無は政府の方針に従うが「できればお客さんがいる中で、皆さんに希望と勇気を与えるような試合をしたい」と話した。