「わ・す・れ・な・い 未来へ…」 200を超える映像と新たな証言

震災直後の岩手県大船渡市の様子(C)フジテレビ
震災直後の岩手県大船渡市の様子(C)フジテレビ

 東日本大震災から10年。11日に放送される「わ・す・れ・な・い 未来へ…10年目の総検証」(後3・15、フジテレビ系)では200を超える映像と新たな証言で津波の全容に迫る。

 未曾有の災害を決して忘れず教訓とするため、これまでに22本放送してきた「わ・す・れ・な・い」シリーズの最新作。今回は7の市町村を襲った津波を改めて検証。シリーズを通して伝えてきた「一つとして同じ津波はない」という教訓を再び明らかにする内容である。

 番組は、民放5キー局とNHKの6局が共同で実施する防災プロジェクト「キオク、ともに未来へ。」に参加。NHKの映像も使用しながら局の垣根を越えたプロジェクトとなっている。

 宮城県石巻市では過去に証言してくれた人たちを再び取材。義母を亡くした女性は、現在がんで余命宣告を受けながらも力強く生きている。震災を生き延びたその女性が未来に残したいメッセージとは。

 続いて、岩手県大船渡市。高齢の女性は遠くの高台よりも近くの丈夫な建物への避難を選んでいた。その選択を迫られたのは、高齢者を抱えた避難の難しさからだった。98歳になったその女性を再び取材する。

 島田彩夏アナウンサーと共にMCを務める小倉智昭は「被災地に関して、見た目は変わっても本当は変わっていないのではという思いがある。例えば、原発はどうしていくのか、先の見通しは一歩も進んでいない。特に、自分が取材した場所のその後は気にかかる。10年前の暮らしとどう変わったのか。失われたものが大きすぎて10年前より生活がよくなった人が本当にいるのか、知りたい」と話している。

(産経デジタル)

会員限定記事会員サービス詳細